アクティブとパッシブ、2つの「M1」
M1には、プリアンプを内蔵したアクティブタイプのM1Activeと、プリアンプの無いパッシブタイプのM1Passiveの2つのモデルがあります。
アクティブタイプのM1Activeには、このピックアップ専用にチューニングされたプリアンプとボリュームコントロールを搭載。ライブ、レコーディングなどの音場で、あらゆる出力ソースを通し安定したサウンドを手軽に得ることができます。内蔵プリアンプ用に、簡単に脱着が可能なリチウム電池CR2032を使用。連続でおよそ1000時間の使用が可能です。
パッシブタイプのM1は、接続する機器によってはそのままの使用が可能ですが、出力は低めです。ライブ、レコーディング等では、十分な出力を稼ぐためにPraAcoustic D.I.など外部プリアンプの併用をおすすめします。
(注)パッシブタイプにはボリュームはついていません。
Anthem と AnthemSLの違いについて
どちらもTru-MicとElement2つのピックアップを備えていますが、最も重要な違いは250Hz以上でのサウンド構成です。AnthemではTru-MicとElement2つのピックアップが、AnthemSLでは、Tru-Micピックアップのみが集音します。
どちらのシステムも、200Hz以下は、Elementピックアップのみが集音します。
また、Anthemでは250Hz以上において、Tru-MicとElementを自在にミックスできるコントローラーを使って、リアルなアコースティック感を重視したサウンドから、メリハリのある太い音色を重視したバンド用のサウンドまで、幅広いサウンドメイクが可能です。このミックスをTru-MicだけにすればAnthemSLと同じサウンドになります。
主な使用がアコースティックなアンサンブルでで、Tru-MicとElementのコンビネーションサウンドをシンプルに使いたい方、あるいはサウンドホールが小さく、Anthemのコントローラーが取付けられないなどの場合は、AnthemSLをお使いください。