20年以上にわたるキャリアで、スノウ・パトロールは独自の地位を築いてきた。1998年のデビュー作『Songs for Polarbears』以来、ピッチフォークが「印象的な作品」と賞賛した失恋と別れの哀愁漂う賛歌は人々の心を癒し、バンドは世界中で1500万枚のアルバム売上、10億以上の楽曲ストリーム、5枚の英国プラチナアルバム、グラミー賞とマーキュリー音楽賞ノミネートなど印象深い数々の称賛を集め、商業的にも高く評価されている。
彼らは、グランジや浅いポップスの影で、切ない音楽の伝道師として登場し、画期的でありながら告白的な6枚のアルバムでリスナーの心、記憶、そして心の琴線に触れたのである。